五等分の花嫁85話考察! 四葉=写真の子説濃厚?

こんにちは。今回の話は最高でしたね。

一花の贖罪も無事果たされ、姉妹の絆がより深くなり三玖と風太郎の気まずい雰囲気も一気に吹き飛ばした....


しかし今回様々な情報が明かされました。考察材料も複数存在し、たった20数ページにここまでの情報量や上記の問題たちも解決できるように話を書いたねぎ先生、マジで天才だなと思いました。


では考察を始めていきたいと思います。


⚠︎このブログは基本的に四葉=写真の子という前提で進めていきます。


1写真の子は一花ではなかった


最新話で一花は写真の子ではないと判明しました。

しかし同時に過去に風太郎と会ってた事は判明しました。一緒にトランプをして遊んだのは一花だったんですね...

この事実が判明したことにより、置いてあったいくつかの伏線が回収されました


一つ目は77話での「そっか」のシーンです。


前に僕は「この写真を一目見ただけで何か気づいた一花は過去の風太郎に関わってる可能性が高いのでは?」と考察しており、「一花=写真の子」説を無視できなかったのですが実際に一花は写真の子ではなくトランプをして遊んだだけだったんですね。


その時の記憶が深く刻み込まれていたからこそあの写真を見てすぐに気づけたのでしょう。


また林間学校の風太郎の金髪姿を見た時点で既に気づいてた描写もありましたね



② シスターズウォー一回戦の意味深な描写について


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このシーン、ずっと気になってたんですよね。意味深な感じですし...ただ情報量が少ないので置き去りのままでした。


しかし今回の話を見て僕なりに意味は理解できたので、このシーンの意味を解説していきます。


まず今回の話で一花は風太郎と過去にあってた事が判明します。写真の子から「面白い子に会ったんだよ!」と他の4人の姉妹に話すシーンがありますね。


そして一花は1人で抜け出し、風太郎が待つ部屋に行き2人でトランプをします。


ここで重要なのは風太郎が写真の子と遊んでいると勘違いしてることです(全員見た目が同じだったので細かく判別できるわけがありません)


風太郎にとっては一花とトランプで遊んだ時間も「写真の子」と遊んだ記憶になっているのです。


現在、一花しかこの件に関しては事実を知りません。



だからこそ一花は修学旅行で風太郎に「自分が写真の子だよ」と言い、信じ込ませようとしてのではないでしょうか?


半分嘘で半分本当のことを全部本当にして彼へのアドバンテージを得ようとしてたのでしょう。風太郎にとって写真の子というのは今でも根強く風太郎の根底にあるでしょうし、効果抜群なはずですから。


というのが僕の考えです。


ここで先ほどのシーンに戻ります


なぜ、一花は四葉に対し「私たち京都に行ったことあるっけ?」と意味深に問いかけたのでしょうか


四葉に過去に京都に行った記憶があるか、それともないか確認するためだと私は思いました。


じゃあなぜわざわざ四葉に?


それは一花は「写真の子=四葉」だと気付いているからです。


真の写真の子というのは四葉であるとわかっており、今回修学旅行で風太郎に自分が写真の子だと押し通すためには真の写真の子の存在が邪魔になると思ったので記憶の確認をしたのではないでしょうか?


直接的に「過去に風太郎くんと会ったよね?」と聞いていないのはその言葉で四葉の過去の記憶を取り戻すトリガーになるのを避けるためでしょう


だからあれだけ遠回りな聞き方をしたのではないでしょうか。


もし四葉が「京都に行ったことを覚えてない」と言ってたら本当に一花は自分が写真の子と押し通すつもりだったのでしょうね。


雨の清水寺で涙ながらに「私が写真の子だよ」と語ったのは全てが風太郎にバレてしまい、本来使うべきじゃなかった武器を最終手段として取り出したのでしょうね....



最後に一つ付け足したいのは、一花が例の写真を見て昔の記憶を思い出したのに対し、二乃は初期の話の方で例の写真を見て「この子どこかで...」という曖昧な記憶しか出てきてませんでした。これは間接的に二乃が写真の子ではないという事でしょう。


しかし過去に五つ子全員が風太郎を見た、または顔を合わせた可能性は高くなりましたね。



2 過去の描写


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今回過去について考察する際に有力となる描写が出てきましたね。このシーンです。

実は僕、「五つ子の性格である程度写真の子を絞ることができるのではないか?」と考えていまして、その考えがこの描写に適応しているので五つ子の性格についてまず考察したいと思います。


最初にこのアンケート結果をご覧ください。

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一枚目は皆さんが写真の女の子についてどのような印象を抱いているのか調査した結果です。見事に全員「明るい、元気な性格」に票を入れてくださりました。

2枚目は二乃の6巻での「昔は五つ子全員同じ見た目、同じ考えだった」という発言についてです。

僕はこの五つ子性格論を展開するにあたって、この二乃の発言がどうしてもネックでした。これが本当なら性格で写真の子を特定する事が不可能になるからです。


しかしそれはあり得ない話だと僕は思っていました。全員が同じならマルオや5人の祖父、母親はどうやって彼女たち一人一人を見分けていたのだと。

しかしその考えが僕だけだとダメなので今回アンケートをとりました。70%ほどの方が僕と同じ意見だったので、安心しました。


この場をお借りしてアンケートに協力してくださった方々に改めてお礼申し上げます。


本題に戻ります。

今回の写真の子は風太郎に会ったことを他の姉妹に話しています。目を輝かせてハキハキと笑顔で喋る彼女を見ると、やはり元気で明るい性格なのは合ってるのでしょうね。


次は現在の五つ子の性格を考察していきたいと思います。


まず一花。彼女は明るく男女からの人気もあり自分の夢を追いかける強さもあると三玖から言われていますね。性格はこの通りでしょう。


次は二乃。この子は他の子、特に異性と関わっている描写が少ないのですが見た感じ男子と自分から進んで仲良くしていこう!という感じのタイプではないでしょう。もともと風太郎に対してあれだけきつい態度を取れるのですからね。

そして最近の若い女性らしい綺麗でおしゃれな印象があります。これは服装に気を遣ったり、メイクをしたりと描写からそういう印象が読み取れますね。


次に三玖。彼女は物静かでおとなしい印象ですね。男子のことをいきなり呼び捨てにしたりするなど男子との距離感の掴み方がイマイチわかってないような気がします。しかし二乃のように進んで交流をしないというよりかはもともと関わる気が無さそうです。

喋り掛けられたら丁寧に受け答えしてくれそうな、いわゆる裏で男子から人気がありそうな女の子ですね。

自分の好きなことになると熱く語ってしまうというオタク女子らしい一面もありますね。


次に四葉。この子はわかりやすいですね。

お人好しで元気で明るい性格です。


最後に五月ですが、この子は真面目という印象が一番強いです。

勉強に意欲的に取り組んでいるのに結果が出てないというタイプでしたからね。

立ち振る舞いも上品ですし。

ただ母親の「男の人はちゃんと見極めろ」という遺言を大切にしているので男子とはそれほど最初からは深く関わらない可能性が高いです。



写真の子は金髪でいかにも不良という感じの風太郎にも臆さず話しかける度胸があり、また困っている風太郎を助けたという新切な心も持っています。


現在の性格だけで言うならば、四葉がどんぴしゃでハマるわけですね。

しかし写真の子たちの話は五年前、今の性格で特定してもそれほど意味がありません。

大きく性格が変わった可能性もありますからね。


それではここから過去の五つ子たちの性格を考察していきます。


写真の子=明るい、元気という考えはほとんど共通認識といっても過言ではないですね。


そして過去の五つ子たちの性格を考察する材料なのですが、実はほとんどありません。


しかし重要な描写が一つ存在します、それは何かというとこのシーンです。

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五つ子たちの過去のピース写真です。これって彼女たちそれぞれの特徴や癖が出てると思いませんか?


このシーンにはこの五つ子たちがそれぞれ現在ではこの姉妹が当てはまってる、ということを示唆するシーンも同時に展開されています


それを当てはめると左から二乃、三玖、五月、一花、四葉となります。

二乃のピースの仕方はギャルっぽい(最近の若い女の子がしそうな)

三玖、五月はおとなしめ(いたって普通のピース。主張しすぎない感じ)

一花、四葉は元気で明るい感じがするピースですよね


あれ、そんなに今の性格と変わらなくないか?と思いました。

という事は明るい、元気に当てはまる一花と四葉が自然に写真の子の有力候補となり、さらに一花は写真の子ではないと今回わかったので四葉が写真の子の最有力候補と僕の中ではなりました。


しかし五月だけはこの頃から大きく性格を変えた可能性が存在します。

その転機は母親の死です。


その時の落ち込みようは一花に「お姉ちゃんらしくしないと」と思わせるほどです。


大きなショックを受け、人格が大きく変わってしまったと言われても不思議ではありません。


この五つ子性格論はこの部分に関しては何もわからないのでまだ確信をもってお届けできるレベルではありません。


しかし僕の解説を見て、「なるほど!」と思ってくれた方がいらっしゃると嬉しいです。


3 今回の話で気になった点について

ここからはただ気になった点を挙げていきます。


四葉の発言

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自分がシスターズウォーに参加できない代わりに三玖にはせめて一花と二乃に同じ土俵に立って欲しかったから三玖に肩入れをしたと僕は考えました。

そして風太郎にバスの中で言われた「全員を幸せにすることなんて不可能だ」という言葉を受け止めてこの発言をしたと考えられます。


吹き出しの位置

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吹き出しの位置的に、この「....っ」は五月が言ってるように見えます。三玖の告白を見て何かを思ったのでしょう。


この苦しそうな感じ、もしかして五月にとっては不本意な展開が起こってしまったからなのではないか?と考えました。


そもそも私は五月が零奈に変装した理由は写真の子の手助けをするためだからと思っています。(詳しい事は四葉=写真の子説のブログを見ていただければ)


そして今回の不可解な一連の行動の理由は「風太郎に写真の子についての詳細を思い出させるため」だと思っています。風太郎には写真の子とくっついて欲しいと思っているのではないか?と考えています。


という事は五月にとって写真の子ではない他の姉妹が風太郎と付き合うのは不本意です。

このシーンの意味はそういうことだと思いました。



4 まとめ

これからどんどん物語の核心に迫っていきそうな展開になりそうですね。


僕の大好きな四葉ちゃんの出番がこれからどんどん増えて欲しいです!


ここまで見ていただき、本当にありがとうございました!

また次のブログでお会いしましょう!









⚠︎ブログにおいて公開されている情報物は全て

講談社様から出版されています「週刊少年マガジン」連載中の春場ねぎ様 著作

『五等分の花嫁』より引用しております